【ARABIA】KILTA/キルタ　ティーポット（黒 /ブラック）・カイフランク

SOLD OUT

ディナーセットを粉砕せよ！

斬新かつ過激なスローガンを掲げて生み出されたキルタ。
日々の生活で使う食器にはシンプルで使いやすい物をとの理念に基づき、究極のシンプルを追い求めたデザインは、誕生から70年たった今でも古さを感じさせません。

キルタは今も世界中で愛されているティーマの原型となったデザインです。

こちらのKILTA/キルタ ティーポット（茶こし網の無いタイプです）は、1953年から1974年までARABIAで製造されていました。

KILTAのブラックは現行ティーマのブラックに比べて赤味があり、むしろダークブラウンに近いお色目と言えます。

ティーマは磁器で製造されていますが、キルタは磁器よりも性質の柔らかい陶器が用いられています。デザインももちろん大きく改修されていますが、素材が異なる点もティーマとキルタの大きな違いです。

キルタは陶器にキルタグレーズと呼ばれる釉薬が施されおり、その組み合わせによって生まれる釉薬の揺らぎやムラの表情がシャープな印象の現行ティーマとはまた違った、柔らかな雰囲気を醸し出しています。

陶器は磁器に比べて欠けやすく、またキルタは日常的に使用されてきたアイテムの為、なかなかきれいな状態のものを見つけるのが難しくなりつつあります。

☆お品物の状態について
古い物だと70年、新しい物でも50年程も前の古い物ですが使用感は少なめです。
バックスタンプは消えてありませんが、大きな傷や汚れのないきれいなコンディションです。しかしながら、今ほど技術が優れていない古い時代のお品なので様々な製造時のムラがあります。以下の状態詳細もご確認のうえご検討ください。

【状態詳細】
所々細かな擦れ痕が点在します。
マークアップ画像①でご確認ください。

製造時にできた状態ですが、蓋やポットの上部に釉薬の掛りが薄く、白っぽく見える３～４mm程度のスポットがあります。（蓋のスポットはややざらついたテクスチャーです）
マークアップ画像②でご確認ください。

底の裏、高台部分が茶色に着色しています。
汚れではなく、焼成時に釉薬が垂れ込んで着色したらしき物のようです。
また、陶器の為、削りの工程などで荒い土のかけらが飛んでしまってチップ上にスポットが出来ている箇所が数か所あります。こうした事象は陶土ならではの特質で避けられない物であり、ほとんどは小さなもので釉薬もその上に被っていてさほど気になりません。
一番大きなスポットを掲載しています。
いずれもマークアップ画像③でご確認ください。

底の裏側に釉薬のかかっていない５mm程度のスポット（白く見えますが欠けているわけではありません。）や小さな釉薬のスポットがあります。
マークアップ画像④でご確認ください。

【ブランド】ARABIA / アラビア
【シリーズ】KILTA / キルタ
【デザイナー】Kaj Franck/カイ・フランク
【コンディション】USED（D）※実際の使用感は少なめですが、細かな傷や製造上のスポット、釉薬のムラ等あるため。

☆ランク評価について
　ある程度の目安を設けるためにA～Fの6段階の評価を設けています。
　購入時の状況を判断する際に参考にしていただければと思います。

　A：新品未使用、又はコンディションの良いデッドストック品
　B：未使用に近いコンディション
　C：使用感の少ないコンディション
　D：使用感を感じるコンディション
　E：使用に伴う傷や汚れを伴うコンディション
　F：明らかな傷や汚れを確認できるコンディション

【サイズ】W（持ち手、給水口含む ）24 cm × H （蓋含）約 14 cm
【容　量】約1L 程度
【材　質】陶器
【年　代】1951 - 1973年
【付属品】無し

☆ご購入の前に下記につきましてご了承願います

・本品はフィンランドで買い付けたビンテージ（USED）商品です。
・製造段階での軽微な着色、釉薬のよれ等についてはご容赦ください。
・ご不明な点、ご質問等ございましたら事前にご連絡ください。

フィンランドの家庭で使用されてきたヴィンテージ品等はじめとした、ユーズドの商品を主に取り扱っております。商品状態については、商品写真や説明文でなるべく詳細にお知らせしていますが、わずかな経年変化、軽微な使用感、小傷などがあり得ますことをご了承の上ご注文いただきますよう、よろしくお願いいたします。

また、こうした特徴をビンテージ品の風合いとしてお楽しみただけましたら幸いです。

なお、輸入食器類につきましては、すべて食品衛生法上、装飾品（鑑賞用）
として輸入販売しております。また、当店で取り扱う商品はすべて海外より
直接仕入れた商品のため古物商許可の対象とはなりません。