【nuutajarvi】Kaj Franck ボウル 1340 エメラルド・ヌータヤルヴィ カイフランク

SOLD OUT

※気泡なしはお取り置き品になりました。

1959年から1968年にかけて、ヌータヤルヴィで製造されていた、Kaj Franck / カイ・フランク デザインの Bowl1340 です。

この1340に関しては、何色程色違いが作られたはっきりわかっていないらしく、資料にも数色と曖昧に明記されています。

その数色の中でも、赤や、明るいブルーなどくすみのないはっきりした色合いものは珍しく、またエメラルドグリーンは特に珍しいように思います。

マウスブローによる型吹きで成形されている為、作りがとても繊細で、底から口にかけてのグラデーションが与える印象はとろみを感じるほどに艶やかで、神秘的な美しさを放ちます。

職人の匙加減なのか、時代の移ろいでガラスの使用量が増減したのか、その理由が定かではありませんが、今回入荷のものは、いずれも繊細なマウスブロー製品の中において、比較的肉厚に作られており、その分色がしっかり濃くでている素晴らしい個体です。

製造から60年程も経つ日用品且つ、プレスガラス製品のように頑丈でないこともあり、その残存数は年々減少しなかなか手に入らなくなっています。

なお、こちらのお品物は写真で判別のつかない同等品が複数あるため、個別の撮影は行っておりません。

※マウスブロー製品のため、厚みやサイズに個体差があります。
同時販売中のブルーに比べてもやや小さめで、底の形状も少し異なります。ご一緒に複数購入されます場合はその旨ご了承ください。

☆お品物の状態について
使用に伴う汚れや傷の少ないとてもきれいなコンディションです。
古い物なので長期保管に伴う多少の擦れや、製造時の状態として、気泡やなどが見られます。

表面に微細な擦れが見られます。
口縁が切りざらしで研磨処理されていますので、爪でなぞると僅かに引っ掛かりを感じる程度の小傷や窪みがほぼどの個体にもございます。
マークアップ画像①でご確認ください。

一つに、製造段階でガラスに含まれた気泡がございます。
マークアップ画像②でご確認ください。

気泡ありと気泡なしで個別に購入していただけるように分けて販売していますので、購入の際に個体をお選びください。

上記の点を考慮しても、製造から60年ほど経つヴィンテージとは思えない程きれいで、しっかりと艶のある素晴らしいコンディションです。

【nuutajärviとARABIA-Wärtsilä,iittalaの歴史】
ヌータヤルヴィは、1793年にフィンランドのヌータヤルヴィで生まれた最も歴史のあるガラス製品製造メーカーです。
1950年に工場が全焼したことがきっかけでヌータヤルヴィはWärtsilä（バルチラ）社に買収され、ARABIA-Wärtsiläブランド傘下での販売が始まりました。
その後、1987年にバルチラ社はイッタラを買収。
ヌータヤルヴィとイッタラのガラス製品部門が統合され、新たにイッタラ＝ヌータヤルヴィが設立されました。
その後1990年になるとイッタラ＝ヌータヤルヴィはハックマン社に買収されます。
ハックマン社は同時にアラビア、ロールストランド＝グスタフスベリを買収し、2003年にはハックマン社が社名をiittala（イッタラ）に改称しました。

【ブランド】ARABIA/nuutajärvi/アラビア/ヌータヤルヴィ
【シリーズ】 Bowl1340
【デザイナー】 Kaj Franck/カイ・フランク
【コンディション】USED（C）

ある程度の目安を設けるためにA～Fの6段階の評価を設けています。
購入時の状況を判断する際に参考にしていただければと思います。

A：新品未使用、又はコンディションの良いデッドストック品
B：未使用に近いコンディション
C：使用感の少ないコンディション
D：使用感を感じるコンディション
E：使用に伴う傷や汚れを伴うコンディション
F：明らかな傷や汚れを確認できるコンディション

【サイズ】直径約 10.8cm × 5.6cm
【材　質】ガラス
【年　代】1959-1968年
【生産国】 Finland
【付属品】なし

☆ご購入の前に下記につきましてご了承願います

・本品はフィンランドで買い付けたビンテージ（USED）商品です。
・製造段階での軽微な着色、釉薬のよれ等についてはご容赦ください。
・ご不明な点、ご質問等ございましたら事前にご連絡ください。

フィンランドの家庭で使用されてきたヴィンテージ品等はじめとした、ユーズドの商品を主に取り扱っております。商品状態については、商品写真や説明文でなるべく詳細にお知らせしていますが、わずかな経年変化、軽微な使用感、小傷などがあり得ますことをご了承の上ご注文いただきますよう、よろしくお願いいたします。

また、こうした特徴をビンテージ品の風合いとしてお楽しみただけましたら幸いです。