【iittala】Briljant/ ブリリアント カクテルグラス クリア B・イッタラ Tapio Wirkkala タピオヴィルカラ

SOLD OUT

Briljant/ブリリアント（煌めき）と名付けられたこのカクテルグラスは、タピオ・ヴィルカラがアメリカで受けた仕事の契約を終えてフィンランドに帰国したのちの1959年に、レストランのためのグラスとしてデザインを手がけたシリーズです。

ポスターとしても有名な、フィンランドのガラス産業275周年のため作られたグラスのフォルムを受け継いでいるとも言われていて、ヴィルカラデザインを語る上では欠かせないアイテムの一つかと思います。

このブリリアントは、ヴィルカラがアメリカで学んできた大量生産に関する考え方が応用的に用いられました。

ヴィルカラは大量生産のスタイルこそ好まなかったものの、その技術には関心を寄せていたのでしょう。

このブリリアントのために編み出された革新的な技術とは、手仕事と、機械生産を効率的に融合させることでした。

グラスのボウル部にはマウスブローの技術が用いられ、手仕事ならではの薄さや柔らかなフォルムを可能にし、脚の部分は機械生産によるプレスガラスで丈夫かつ精巧に作られました。

更に機械生産でできてしまうプレス痕を隠すために、ダイヤモンドを輝かせるためのブリリアントカットの技術を応用し、脚を視覚的に輝かせたのです。

脚のカットは内側に横線、外側には縦線がカットされていて、合わさると格子状に見えるように仕上げられています。

このひと手間にそこ、手仕事の美学にこだわったヴィルカラのこだわりが込められているのだろうと思います。

製造年は1959年から1963まではイッタラで、イッタラの生産終了後はリーヒマエンラシに製造を移したそうですが、おそらく今回のお品はこれまでの経験上イッタラ製ではないかと思っています。

ヴィルカラのこだわりが随所に見えるブリリアントは現地でもコレクターに人気が高く入手がの難しくいアイテムです。

これほどまとまって入荷できることも中々ないので、お探しだった方は是非ご検討いただければと思います。

※このお品物は判別の付かない同等品が複数あるため、個別の撮影を行っておりません。

☆お品物の状態について
表面に目視できる擦れがあります。また、その他にも微細な擦れや小傷がみられますが、人工的な光にかざしてよく見れば見える程度の物です。
また、脚の内側に製造時の物なのかどうかもわからないものですが、ガラスのバリにチップのようなものが見られます。目視も難しく、外側からは一切見えないもので手で触れなければわかりません。

その他製造段階のものですが、僅かな気泡やグラスの口をカットする処理によって口元になだらかな揺らぎがございますが、この技法の特性としてご理解ください。

微細な擦れや小傷、脚内側のバリにチップ様の箇所が見受けられます。
マークアップ画像①でご確認ください。


【ブランド】iittala/イッタラ
【デザイナー】Tapio Wirkkala /タピオ・ウィルカラ
【シリーズ】seitseman aurinkoa
【コンディション】USED（C-D）

ある程度の目安を設けるためにA～Fの6段階の評価を設けています。
購入時の状況を判断する際に参考にしていただければと思います。

A：新品未使用、又はコンディションの良いデッドストック品
B：未使用に近いコンディション
C：使用感の少ないコンディション
D：使用感を感じるコンディション
E：使用に伴う傷や汚れを伴うコンディション
F：明らかな傷や汚れを確認できるコンディション

【サイズ】口径約 7.3cm H 約9.5cm
【材　質】ガラス
【年　代】1959-1963年
【生産国】 Finland　
【付属品】なし

☆ご購入の前に下記につきましてご了承願います

・本品はフィンランドで買い付けたビンテージ（USED）商品です。
・製造段階でのガラスよれ等についてはご容赦ください。
・ご不明な点、ご質問等ございましたら事前にご連絡ください。

フィンランドの家庭で使用されてきたヴィンテージ品等はじめとした、ユーズドの商品を主に取り扱っております。商品状態については、商品写真や説明文でなるべく詳細にお知らせしていますが、わずかな経年変化、軽微な使用感、小傷などがあり得ますことをご了承の上ご注文いただきますよう、よろしくお願いいたします。

また、こうした特徴をビンテージ品の風合いとしてお楽しみただけましたら幸いです。

なお、輸入食器類につきましては、すべて食品衛生法上、装飾品（鑑賞用）
として輸入販売しております。また、当店で取り扱う商品はすべて海外より
直接仕入れた商品のため古物商許可の対象とはなりません。