【KARHULA-IITTALA】初期 ボルゲブリック ショットグラス（グリーン） アイノアアルト カルフライッタラ

SOLD OUT

今現在も、イッタラで製造され続けている超ロングセラーデザイン
アイノアアルトシリーズの原型となった、カルフライッタラ製 Bolgeblick（ボルゲブリック）のショットグラスです。

ボルゲブリックとは、石を水に投げ入れた時に水面に現れる波紋のことを指すスウェーデン語で、その名の通りプレスガラスの技法を用いてガラスで波紋を表現しています。

ボルゲブリックは、1932年に開催されたデザインコンペ ”カルフライッタラ ガラスコンテスト” のプレスガラス部門において2位に入賞しまし、その後1935年から製品化が始まりました。

初期ボルゲブリックは、アズールブルー、リオブラウン、グリーン、スモーク、クリア（クリアは二種類あったともいわれています）の展開で、1935年から1938年という短い期間のみカルフラ社で製造されていたと言わる大変希少性の高いアイテムです。

今から80年以上も前のことです。当時ガラス製品製造技術は今のように完璧でなく、ガラスの揺らぎや気泡の混入等、当時の苦労を思わせる痕跡がちりばめられています。
しかし、それらがむしろ愛おしくなるような魅力にあふれるアイテムです。

古い物への愛をもって、フィンランドデザインのルーツを手元で感じていただければ幸いです。

※なお、このアイテムは機械生産後に職人が高台を削りだす手仕事の工程があるため、グラス全体の高さや底の厚さに個体差があります。

☆お品物の状態について
口縁部分に極微細なチップ（製造由来のものや微細な気泡の表面化も含む）が見られます。
また、口縁部分と高台に大き目の気泡またはクラックのように見える箇所を内包していますが、表面化しているものは無く手で触れても滑らかです。
表面にはやや擦れが生じています。また、製造由来あるいは使用に伴うものの可能性もありますが、LED等の人工的な光にかざして見ると白っぽくもやが見えますが自然光の下ではあまり気にならないものです。ただし、価格にはこの点を反映しています。
ガラスを削って高台の底を仕上げている為、このアイテムの殆どに高台の角に微細なチップがあります。また、高台にはスクラッチもあります。
いずれもこの時代のプレスガラスの特性であり、約90年前のガラス製品としては良いコンディションを保っているといえます。

状態についてはマークアップまたはクローズアップ画像でご確認ください。

【ブランド】KARHULA－IITTALA
【デザイナー】 Aino Aalto
【シリーズ】Bolgeblick
【コンディション】USED（D-E）

ある程度の目安を設けるためにA～Fの6段階の評価を設けています。
購入時の状況を判断する際に参考にしていただければと思います。

A：新品未使用、又はコンディションの良いデッドストック品
B：未使用に近いコンディション
C：使用感の少ないコンディション
D：使用感を感じるコンディション
E：使用に伴う傷や汚れを伴うコンディション
F：明らかな傷や汚れを確認できるコンディション

【サイズ】口径約5cm H約5.6cm
【材　質】ガラス
【年　代】1935-1938年
【生産国】Finland　
【付属品】なし

☆ご購入の前に下記につきましてご了承願います

・本品はフィンランドで買い付けたビンテージ（USED）商品です。
・製造段階でのガラスよれ等についてはご容赦ください。
・ご不明な点、ご質問等ございましたら事前にご連絡ください。

フィンランドの家庭で使用されてきたヴィンテージ品等はじめとした、ユーズドの商品を主に取り扱っております。商品状態については、商品写真や説明文でなるべく詳細にお知らせしていますが、わずかな経年変化、軽微な使用感、小傷などがあり得ますことをご了承の上ご注文いただきますよう、よろしくお願いいたします。

また、こうした特徴をビンテージ品の風合いとしてお楽しみただけましたら幸いです。